工業デザインは、工業製品、工芸品、パッケージ、グラフィックシンボル、書体、グラフィカルユーザーインターフェイス、ウェブサイトのレイアウトなど、製品の外観を保護するためのツールです。
外観は、形状や色、あるいはその位置などで構成され、これらはすべて、あらゆる製品分野において、市場における製品の魅力と成功を決定する重要な要素となっています。
私たちは、最新のコンピュータシステムを使って、すべての期限を監視し、意匠登録を有効に維持するために必要なサポート業務を行います。
活動内容
ウェブページに流通する模倣品チェックを行う様々なツールを駆使して、監視を行います。画像比較を行える最新のソフトウェアを駆使し、登録意匠権に抵触する可能性のある商品の存在を検出、ウェブ上からの削除要請をするなど、適切な介入を行います。
先行意匠は、実施可能な範囲や権利を取得しようとする意匠の登録を妨げる可能性があります。したがって、新しい意匠を使用する前に、先行意匠調査を行い、障害リスクを徹底的に分析することが望ましいと考えます。
デューデリジェンスにより、商取引の対象となる前の意匠ポートフォリオの分析を行い、法的観点から意匠のステータスや保護範囲を検証します。
意匠出願の準備の前に、意匠出願審査における最適な戦略を見極め、より低いコストで広く効果的な保護範囲を獲得できるよう、お客様ををサポートします。
新製品の発売や 第三者への権利行使の前に、創造的・経済的取り組みの障害となる可能性のある既存の先行意匠の概要を把握することは不可欠といえるでしょう。関連分野における先行意匠に関する情報は、利用可能な保護範囲及び実施可能範囲を明確にするために有用です。弊所では、これまでの経験をもとに、研究開発投資をどの方向で行っていくかの一助となる先行技術調査についての最適な戦略をご提案します。
弊所では、各国での登録手続きを目的とした意匠手続き準備を行い、関連コストの大幅削減、拒絶リスクの回避を図ります。これにより、法的・手続き的な知識を駆使し、各国でそれぞれに異なる意匠の有効性要件に可能な限り合致した図面を作成することを可能にします。 また、費用対効果の高い保護手段である欧州連合意匠制度を最大限に活用できるよう、お客様へのアドバイスを行います。
共同体意匠の無効化手続において、お客様をサポートいたします。無効化は、商業的競争戦略における重要なツールであり、クライアントは、登録意匠を無効化または防御することにより、異議を唱えられた意匠を採用できる可能性や、自らの権利の有効性の観点からの価値を高めることが期待できます。
税関における監視とそれに関する手続きは、模倣品対策として最も効果的かつ費用のかからない手段の一つです。弊所は、税関への申請から更新まで、また税関が発行する各通知の管理まで、手続のあらゆる段階でお客様をサポートします。
競合他社が出願した意匠の監視や、その外国出願における審査経過のモニタリングなど、幅広いサービスを提供します。競合他社を監視することで、第三者の権利に対する迅速な対応や、起こりうる障害を回避することが可能になります。